オーロラ in Yellowknife

自由に綴る旅記録

今までの旅、最近の旅の記録を、
気ままに書いていきます

ロッキー山脈に惹かれ、雪山登山。何度も滑り落ちかけ、決死の思いで下山。

1人卒業旅行 in カナダ


バンフで1番印象に残っている出来事です。



バンフは、
あたり一面をロッキー山脈に囲まれた美しい場所です。
ホテルから一歩外に出ただけで、絶景です。


冬は、わりと閉鎖されている地域が多いのですが、
たまたま立ち寄ったお土産屋で聞いたところ、
小さな山だったら登ることができるとのこと。


で、さっそく登ることにしました。
往復で2時間くらいらしく、とりあえず日が暮れないうちに、
と思い、お土産屋を出てそのまま直行。


雪山ではありましたが、
登山の道はなだらかで、観光者や、散歩をしている現地の方とも幾度となく
すれ違いました。


そして、何より景色が美しい。
どこから見ても絶景です。

結局、
1時間半くらいかけて山頂まで行きました。


疲れたので、
景色を見つつ少しだけ休憩。


その後、下山のため、元来た道を戻ろうとした時・・
見事に雪で滑り、近くの木につかまって、
やっとの思いで体勢を戻しました。
近くは崖・・
特に柵もなく、
落ちていたら、と思うと、ぞっとしました。


しかしながら、私はようやく気づいたのです。
山に慣れているわけでもないのに、
小さな山とはいえ、
雪の積もった山を、しかもローヒールのブールで登ってくるなんて、
めちゃくちゃ危険なことをしているのではないだろうか、と。


そして、今滑ったのは、
ここがたまたま滑ったのではなくて、
そもそも雪山の下り道は滑るのだ、と。


予感は的中。
帰り道は、数えきれないほど滑りました。
何度も転び、近くの木につかまり・・。
崖になっているところは、とにかく怖くて、
慎重に進みました。


時折、追いこしたり、すれ違ったりする人がいることに、
安堵を覚えました。
1人旅なので、
もし誰も知らない間に滑り落ちたりしたら、
誰も助けてくれないだろう、とずっと不安でした。


帰り道はかなり慎重に進み、
結局2時間以上はかかりました。


山を無事抜けた時は、心底ほっとしました。
足に過剰に力がかかったためか、
着く頃には足がガクガクでした。




絶景を見ることができた半面、
怖い思いもした、
色々な意味で印象に残っているのが、この登山でした。

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